小さな頃から、親戚や担任の先生の晴れ舞台にお呼ばれし、実際に目の前で色々みてきた。
私がもっと若い頃は、二十歳にして結婚した芸能人がおり、１０代や２０代前半くらいにというのが、ちょっとしたブームになってた。
当時、ちょうど２０歳頃だったんだけど、元々憧れがないから親戚や他人の披露宴を、何度か目にしているにもかかわらず、今でもあまり魅力に感じずにいる。
それが、いくら幸せそうに見えてもね。
自分の両親も祖父も、そしておばさんも夫婦仲が悪かった。
両親と祖父の披露宴は分からないけど、おばさんの時は子供には幸せそうに見えたし、生活も楽しいものなんだろうなと思って見ていた。
だけど、なかなか難しいもんだったようで、結局のところ、今では愚痴しか言わないような仲になっちゃった。
周りでも若くして結ばれた人もいたけれど、演出に凝りすぎた人達は、ことごとく破局への道をたどっていたりもする。
むちゃくちゃ盛り上がってる映像が流れてたから、興味が湧きyoutubeでさらに検索を開始。かなり沢山出てきたから、片っ端から再生で視聴しまくる。
画面上からでも迫力と、熱気が伝わってくるほど、馬の祭りが面白い。走り抜けるだけじゃなく、やっぱ上から弓を射る姿は、戦国武将を見てるようで、カッコ良すぎるね。
あんまり時代劇に興味を持ってなかったけど、あれから結構な数を制覇。まさかこれほどハマッちゃうとは、馬の祭りと出会い、大きく何かが変わっちゃった。
来月から近場を回る予定で、宿も予約済みさ。やっぱ現地で感じないと、本当に味わった事にはならんと思う。
一人じゃ物足りないから、友達も集めてワイワイしつつ、カメラもちゃんと準備完了。優しいよね、突然誘ったにも関わらず、みんな集合するんだからさ。
他にも馬の祭りは種類があり、友達が気に入ればもっと沢山行く予定。もーいーくつ寝るとーって歌が、頭を巡り思わず口ずさんでしまうほど、今からワクワクが止まりません。
とはいえ心配な事は天候、雨はどうにもならん。めっちゃ晴れてくれ！
これ以上悪化続けるようなら、もはやスキンケア領域を越え、皮膚科通院ね。それほど酷い状態。これも全部自分が悪い、遊びほうけたツケさ。
ドクターズコスメとゆう言葉耳にし、ホスピタルコース直前の私へ、打ってつけじゃん。興味津々、さっそく情報集め開始。
ほー、知らないだけで、ジャンルとして十分需要あるんだね。本物の匂い感じ、悩み解決へ向け、強力パートナー候補。
とりあえず一つ使おう、やっぱ保湿重視で選び、火傷治療発想から生まれた化粧品が良さそう。ＥＧＦっつー、細胞再生因子に大注目。
キャー、ワクワクしすぎ注文完了よ。未知の領域だから、不安ももちろんある。三日後到着、さっそく開け取り出し、パンフレット眺めちゃう。
フムフム、読むほどに気分高揚し、期待値グングン上昇！やっぱ最高、１０日後あたりから違い実感。
ホスピタルコース進まず済みそう、いやー嬉しいよ。人前で肌晒せ、恥ずかしくない。
妻に疑念を抱かれるようになった時、男は自分一人で悩むより、彼女に話したほうがいいと私は思う。
どちらにも気を使い、上手く泳ぎ切ろうとするから、結局は自分自身のメンタルに負担がかかるのだ。
一言相談すれば、ほとぼりが冷めるまで会わないとか、メールのやりとりを控えるだとか、なんらかの対処方法を考えるであろう。
もちろん、別れたくないという愛情があるのが前提の話だが。
ここで愛情がなく、ただ単にカラダの関係としてしか思ってないのなら、「面倒くさいことは御免だわ」と去っていく人も居るだろう。
そこを見極められないから、なにも言わないのだろうか。
いや、違う。彼女に頼らなくても、俺は一人で上手く渡りきることが出来るんだ。という見栄と面子ではないだろうか。面倒くさい生き物だ。
「お疲れ様」あー。ビール飲もっ！「駄目。未成年にゃジュースで十分」ジュースって何？「林檎」うわっ最悪、ポカリは？「ねー」
畜生もう嫌、果汁100％の葡萄お願い。「葡萄･･･無理」じゃ買ってきて！「お断り」はぁ。「残念ね」うん。「艦これどー？」おぉ、是非。
「駄目です」え？「もうPCはありません」どーゆー事？「部屋探し終える迄、撤去します」嘘？「本当」嫌･･･。絶対無理！
「あー、聞こえねー」くっ。これじゃ、イベが･･･間に合わぬ！「大丈夫」へ？「ほら」タブレット？「これで我慢」何で？PCあれば十分！
「駄目、やりこむから」これじゃ同じだろ！「同じじゃねーです。さ、ほら、起動どうぞ」えー、ま、気を取り直して･･･って、画面小さすぎ。
「そりゃ携帯型なので」くっ、これじゃ･･･満足不可能。「部屋探しに専念出来そう」あーでも、大丈夫。これはこれで頑張れそう！
「マジ？」目論み外れた感じ？「想定外。不足な物与え、やる気ださせるはずが」
お互いの両親への挨拶も済んだ友人が、目下マリッジブルーに陥っている。そもそも私はこの結婚には最初から反対している。
大事な友人には、条件が良い人と一緒になってもらいたいと思うのが普通だ。しかし、彼女がブルーになっているのは、条件云々では無い。
遠距離なのに全然メールの返信をしてこなかったり、いつも自分の都合ばかり優先して私には一切合わせてくれない。
私より実家の家族の方が大事など、彼氏の性格や考え方に関するものばかり。
しかし、そんなことは結婚が決まる前から分かっていた事。結婚する前にこれだけ不満があるなら、入籍後も常に不満を抱き続け疲れること間違いなし。
今までは別れたくないから我慢出来たものも、紙切れ一枚あるだけで強く出てしまうものなのだ。
最近は毎日のように「別れなさい」とアドバイスしてる私。どうなることやら・・・。
喉の調子が悪いから、仕事帰りに耳鼻科へ寄ってきた。かかりつけ耳鼻科は、自宅近くにある為、ネットで会社の近くを検索。夜間診療は、意外と中心部にも無い事が発覚。
札幌駅近くで見つけた、某クリニックへをチョイス。最終受付が１８時半までと、ずいぶん良心的。
大きなクリニックじゃないけど、医療設備やクチコミも悪くなかった為、軽い気持ちで訪れる。ドアを開けるとビックリ、超大混雑！
予約制はない為、患者が途切れず続々と入ってくる。そして待つ事、１時間。時計は１８時３２分を指す。汗ダクダクのデブリーマンが、何やら受付で揉めてる。
どうやら、受付終了時間後に到着も、診察してくれとゆう押し問答。「たった２分」「他の日は来れない」「わざわざ来たのに」を連発。
そんなんテメーの都合だろうが。ただでさえ大混雑で、待ち時間が長い。さらにはアホが無駄吠え。マジこいつウゼー。
子から父、更には一族総出で会うイベントを、執り行う事に成りまして、まずお祝いを。
「ちょ、待て。どういう事だ！親類縁者皆？たかが昔の女友達。何故、大袈裟にせねばならぬ！」どれ程重要であるか、把握して戴く為。
妻としては慎ましく、内では憎悪・嫉妬の炎を滾らせ。「貴様、やはり怒っとったな。取りやめ！ゆえに、気持ち鎮め、全て白紙とせよ！」
あら、最早成りませぬなぁ。申し上げ忘れましたが、関係者皆々様、イベントへ招待状配布した次第。今更取りやめ等。
「くっ、謀ったな！亭主を辱め何が楽しい！」辱めの意図、ござりませぬ。只、私は良き女房であらんと、内助の功を奏さんと努力したまで。
努々、疑いの心持たれる覚えありませぬ。「憎むと申したではないか！」確かに。けれど安心を。式には誰も来ませぬ。
「は？」誰が好き好んで、斯様な醜態を見に参りますか？恐らく全員欠席、参るは当事者お二人のみ。